楽天ポイントを預けておくだけで、利息としてポイントが貯まる楽天ポイント利息。
自動的にポイントがもらえる画期的なサービスですが、本当に意味があるのか疑問に思った方は多いのではないでしょうか。
そこで当記事では、楽天ポイント利息は意味がないのか実体験をもとに解説します。
また、ポイント運用や楽天ポイントビットコインと比較して、どちらを利用するべきなのかも紹介するのでぜひご覧ください。
【結論】楽天ポイント利息にほとんど意味はない
結論から言ってしまうと、楽天ポイントはほとんど意味がないのでオススメしません。
主な理由は以下の2つです。
・ポイントがほとんど増えない
・ポイントはお金ではない
順に見ていきましょう。
ポイントがほとんど増えない
ポイント利息の1ヵ月あたりの利回りは0.009%なので、ポイントを預けてもほとんど増えません。
具体例を挙げると、ポイント利息で毎月1ポイントを貯めようとした場合、11112ポイントを預けておく必要があるということです。
11112×0.0009%=1.00008
ちなみに、利息が1ポイントに満たない場合は来月に繰り越しされ、1ポイントに到達したら振り込まれます。
もっと分かりやすく説明すると、1月の利息が0.9ポイントでも端数が切り捨てされず、来月に持ち越されるということですね。
このあたりは親切だとは思いました。
ただ、毎月1ポイントを貯めるだけでも大量のポイントが必要なので、はっきり言ってあまりにも効率が悪いです。
1万ポイントもあるなら、使えるうちにショッピングで利用する方がマシだと思ってしまいました。
ポイントはお金ではない
2つ目の理由はポイントはお金ではないという点です。
言うまでもありませんが、楽天ポイントは現金ではありません。
支払い時に現金と同じ価値があるというだけで、貯まっているだけでは意味がないものです。
金属の塊や紙切れ(小銭や紙幣)に価値があるのは、国がお金としての価値を保証しているから。
でもポイントは民間企業が発行しているものなので、突然ポイント支払いに対応しなくなる店舗が出てきたり、最悪ポイントを提供している会社が倒産する…なんてこともあり得ます。
こういったリスクを回避する意味でも、ポイントは積極的に使うべきなんです。
ポイントを預けて少ない利息を得るのではなく、使えるうちにポイントを使っておきましょう。
楽天ポイント運用とどっちがいい?
結論から言うと、ポイント利息よりもポイント運用の方がオススメですね。
ポイント運用とは、楽天ポイントを利用して投資の疑似体験ができるサービスのことです。
「アクティブコース」と「バランスコース」から運用方法を選択でき、それぞれ実際の投資信託の基準価額に連動してポイントが増減します。
ポイント利息とは違って元本保証はありませんが、ポイントの増減スピードが早いので、増えればお得に他のサービスでポイントを利用できるでしょう。
楽天公式によると、ポイント運用を実際に利用したユーザーの95%がポイントが増えたと答えているらしいです。
僕も実際にポイント運用を行っていますが、今のところは上昇傾向にあります。
楽天ポイント運用は、本当に投資商品を購入するわけではないので、証券口座を開く必要はありません。
ポイント利息を利用するくらいなら、楽天ポイント運用を利用しましょう。
楽天ポイントビットコインとどっちがいい?
こちらについても、楽天ポイントビットコインの方がオススメです。
楽天ポイントビットコインとは、楽天ポイントをビットコインの価格に連動させて運用できるサービスのことで、ビットコインの価格変動によってポイントが増減します。
ポイント運用と同様にポイントの増減スピードが早いため、ポイントを手っ取り早く増やしたい方にはオススメですね。
実際、僕はポイントビットコインでしっかりポイントを増やせています。
ただ、ビットコインの価格はかなり繊細で、投資家の一言で大きく価格が変動することも珍しくありません。
良くも悪くも、大きく価格が跳ねるということを念頭に置いておきましょう。
楽天ポイントは別の使い道を検討しよう
前述したとおり、楽天ポイント利息はオススメできません。
楽天ポイント運用やポイントビットコインを利用するか、運用せずに買い物などに利用することをオススメします。