商品の購入時に発生したレシートを撮影すると、ポイントが貯まるレシート買取アプリ。
無料でポイントが貯まる嬉しいアプリですが、どういう仕組みで貯まっているのか不思議に思った方は多いのではないでしょうか。
そこで当記事では、レシート撮影でポイントが貯まる仕組みについて紹介します。
レシートアプリを利用するメリット・デメリットも解説するので、興味のある方はぜひご覧ください。
レシート撮影でポイントが貯まる仕組み
レシートアプリは、レシートに記載された商品や金額などの情報を読み取り、データを分析することで、ユーザーの購買傾向と消費行動を収集しています。
そして、そのデータを企業や広告主に提供して収益を得ているわけです。
要するに、ユーザーが送信したレシートから得られる購買傾向から利益を生み出し、一部をユーザーにポイントとして還元しているということですね。
レシートアプリの会社もビジネスで運営しているわけですから、決してボランティアでポイントを提供しているわけではありません。
情報提供を行っているので怖く感じるかもしれませんが、個人の特定に繋がるような情報を提供することはないので安心してOKです。
運営会社やユーザーはもちろん、提供先の企業にとってもメリットのあるサービスと言えるでしょう。
レシートアプリの種類
ここからは、レシートアプリの種類について紹介します。
どんなレシートでも買取可能なアプリ
・ONE
・Keeep
・CASHMART
レシートアプリには、どんなレシートでも買取ってくれるアプリがあります。
文字どおり実店舗やネットショップなど、どこで発行されたレシートでも買取対象になっているので、安定してポイントを稼げるでしょう。
レシート買取も写真1枚を撮影するだけで完結するものが多く、アプリの利用に時間がかからないのも魅力的ですね。
ただし、獲得ポイントが極端に低く設定されていることが多いので、1枚のレシートで大量のポイントを稼ぐことができない点には注意してください。
特定商品の購入レシートのみ買取可能なアプリ
・CODE
・CASHb
・楽天パシャ
もう1つの種類は、特定商品の購入レシートのみ買取っているアプリです。
商品名や特定ジャンルの購入レシートしか買取対象にしていませんが、1度にまとまったポイントを稼ぐことができます。
ただし、レシート買取時に商品バーコードを読み取る必要があり、前述した「どんなレシートでも買取可能なアプリ」よりも手間がかかる点には注意しましょう。
レシートアプリを利用するメリット
レシートアプリを利用するメリットは、以下の3つです。
・買い物をするだけでポイントが貯まる
・初期費用が一切かからない
・特定のレシートアプリは家計簿になる
順に見ていきましょう。
買い物をするだけでポイントが貯まる
レシートアプリを利用する最大のメリットは、買い物をするだけでポイントが貯まるという点です。
食品や日用品、嗜好品などは現代人なら誰しもが購入するもの。
発行されたレシートを撮影するだけでポイントを貯められるので、他のポイ活アプリのような手間がかかりません。
今までレシートをもらって終わりだったものが、今後の支払いに使えるポイントに変わるのは嬉しいですよね。
初期費用が一切かからない
レシートアプリは、インストールに初期費用が一切かかりません。
メールアドレスを利用した会員登録が必要なものはありますが、基本的にユーザーの負担がないアプリばかりなので、誰でも気軽に始められるでしょう。
レシートアプリを利用してポイントを貯める活動も、立派なポイ活の1つです。
何からポイ活を始めるべきか悩んでいる方は、レシートアプリから手を始めるのもオススメですね。
特定のレシートアプリは家計簿になる
レシートアプリは、各レシートに記載された商品名だけでなく、金額などの情報を読み取ります。
特定のレシートアプリはその情報をもとに、ユーザーの支出や収入をグラフや表で表示する機能を有しているので、家計簿をつける必要がありません。
アプリが家計簿になる具体例を挙げると、大手レシートアプリの「CODE」ですね。
CODEはレシートから読み取った支出をカレンダーにまとめる機能があり、何日に何円の支出があったのか簡単に把握できます。
もし、日ごろから手書きの家計簿をつけているなら、CODEを利用するだけで手間を省くことができるでしょう。
レシートアプリを利用するデメリット
レシートアプリを利用するデメリットは、以下のとおりです。
・意識しないと無駄遣いしやすい
・レシート撮影に時間がかかる
順に見ていきましょう。
意識しないと無駄遣いしやすい
レシートアプリを利用すると、買い物をするだけでポイントが貯まるので、少しお得感がありますよね。
しかし、そのお得感がお金の無駄遣いを誘発する可能性がある点には注意しましょう。
例えば、ポイントが多くもらえる店舗や商品に惹かれ、本当に必要なものではないものを買ってしまったり、想定していた予算を超えてしまったりすることがありますよね。
さらにポイントに釣られて、買い物の回数が増えてしまうことも考えられるでしょう。
レシートアプリを利用するときは、無駄遣いをしないように買い物の目的や予算を決めておくことをオススメします。
レシート撮影に時間がかかる
利用するレシートアプリによっては、レシートの撮影に時間がかかってしまうでしょう。
例えば「特定商品の購入レシートのみ買取可能なアプリ」は、レシート撮影時にバーコードの読み取りを行う必要があり、無駄な時間が発生します。
もし時間がかかるのが嫌であれば、「どんなレシートでも買取可能なアプリ」の方を利用しましょう。
ただし、撮影時間が短くても買取単価が低いというデメリットがあるので、結局のところ一長一短です。
自分がどちらのレシートアプリに適しているかを考え、最終的に利用するアプリを決めるのがオススメですね。
レシートアプリを利用するときの注意点
ここからは、レシートアプリを利用するときの注意点について紹介します。
無理して商品を購入しない
前述したとおり、レシートアプリを利用するとお得感に釣られて、お金を無駄遣いしやすくなります。
ポイントをたくさんもらえるから商品を購入するのではなく、本当に必要なものだけ購入するように心がけましょう。
レシートアプリを含む多くのポイ活アプリは、活用することで支出を節約できるのが魅力です。
支出を節約するはずが、浪費に繋がってしまっては意味がありません。
レシートの使い回しができない場合がある
レシートアプリによっては、撮影するレシートの使い回しができない場合があります。
使い回しについて一応説明しておくと、アプリAでレシートを撮影したら、アプリBで同じレシートを撮影することができないということですね。
レシートアプリを利用するときは、レシートの使い回しに関する規約や条件を確認しておきましょう。
禁止しているアプリで使い回しを行うと、規約違反でアカウントをBANされてしまう可能性があります。
